国立天文台の天文情報より、2月の天文カレンダーのご案内です!
2月天文カレンダー
- 3日…節分
- 4日…立春(太陽黄経315度)
- 5日…新月
- 13日…上弦
- 19日…雨水(太陽黄経330度)
- 20日…満月(2019年最大の満月)
- 26日…下弦
- 27日…水星が東方最大離角
順番に見ていきましょう。
節分
★節分(せつぶん)は雑節のひとつで、各季節の始まりの前日にあたり、「季節を分けること」も意味しています。
立春、立夏、立秋、立冬の前日なので、実は年に4回節分があります。
立春
★立春(りっしゅん)とは二十四節気の第1で、冬が極まり春の気配が立ち始める日とされています。立春は八十八夜・二百十日・二百二十日など、雑節の起算日(第1日目)となっています。
お月さま
★上弦(じょうげん)下弦(かげん)というのはお月さまの満ち欠けで、どちらも半月のことです。
お月さまは新月の何も見えない状態をすぎると、右側から三日月になっていきます。だんだん面積が増えていって、右半分が輝いている状態の半月が上弦。そこから満月になり、また右側から暗くなってきます。そこで左半分が輝いている状態の半月までいくと、下弦。そして真っ暗になって、次の新月…というわけです。
雨水
★雨水(うすい)とは二十四節気の第2で、空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころとされています。農耕の準備を始める目安とされてきました。春一番が吹くのもこのころとなります。
水星が東方最大離角
★水星が東方最大離角というのは、地球から見ているときに、水星が太陽から一番離れている位置となります。
金星、木星が日の出前に観測できます。
観測の際は暖かくしてお楽しみください!